サルでも書ける雑記ブログ(仮)

私の好きなように自由に書いてくブログです。

ゼロサムゲームという訳ではないよ。

ゼロサムゲームとは誰かが儲かった分、誰かが損をするというゲーム理論の用語です。
株式投資は、一般的にお金を奪い合うゼロサムゲームというイメージがあると思うのですが、別にそんな事はありません。
安い時に買っておけば、後は企業が成長してくれれば勝手に増えるので奪い合う必要はないわけです。

しかし中には、無意識の内に自分の行動や思考からゼロサムゲームに巻き込まれ、奪われる側に回ってしまっている人も多いと思います。

そういった人に見られる傾向として、まず1つは、始めからかなり割高な所で買っているという点。
もうこの時点で否応なくゼロサムゲームに巻き込まれます。
そういう人は購入する時に「置いてかれる」「チャンスが逃げていく」
そう考えて安易に高値に飛び乗ってしまうと思うのですが、その前に一度落ち着いてよく考えた方が良いでしょう。

業績期待が過剰に織り込まれているような株価の銘柄に、計画性もなく飛び乗ると、その後、疑心暗鬼の状態に陥ります。
「どこが天井なの?」「もし下がったらどこで切れば良いの?」「自分はこの会社の業績が株価に追い付くまで待てるの?」「この成長率で想定して良いの?」「この決算内容で大丈夫なの?」
そうなると毎回ぐらぐら、ぐらぐらと思考と精神が揺さぶられます。
何が正しくて何が間違っているのか、自分は何を指針にしていたのか、それを見失うと株価の上下に動揺し、自らゼロサムゲームに巻き込まれていきます。

まず前提として良い銘柄を安く買う事。これが基本で全てです。
そのチャンスを待つ事ができないのなら、最初からゼロサムゲームとして参加をした方が、まだ冷静でいられるし行動も取りやすいのではないかと思います。


もう1つ、感情を増幅させるような人の話に過剰に耳を傾けてしまうという点。
この点も抑えておかなければゼロサムゲームに飲み込まれてしまいます。

個別銘柄の株価がバブル的な上昇を見せた時、周りから「大丈夫」「まだまだイケる」「買わない奴は馬鹿を見る」という言葉がそこら中に溢れてくると思います。
そうなると思わずその雰囲気に自分も流されてしまいそうになると思いますが、
そういう時こそ周りが冷静な判断に基づいて発言をしているのかを良く注視してみてください。
それが何の合理性も根拠もない言動ならば参考に値しません。
そういった周りの煽りは抜きにして、客観性に基づいた意見と情報を使って、自分でそれを判断してみてください。高いのか、高くないか。

また、逆に市場全体が暴落している時。
この時は周りの人間は揃いも揃って悲観的な言葉を口にし続けます。「これまでと比較して最も深刻な問題」だとか「もう、株価がどこまで落ちるか分からない」
そういった言葉を耳にしたり、目にすると精神的な動揺は増幅します。不安が頭からこびりついて離れなくなります。
しかしこれもまた、先程と同じで感情的なだけの、合理性のカケラもない発言ばかりです。
それらの言葉に流され、我慢の限界が来て投げ売りした直後、すぐに市場が急回復し始め、結果的に底値で売ってしまったという最悪なパターンを経験した人も少なくはないでしょう。市場は何事もなかったかのように平気で感情を裏切ります。
しかし、かといって暴落時に楽観的になりましょうという事ではありません。
そもそも楽観、悲観の問題ではなく、暴落時の対応を事前に考えて準備しておいたかどうかが問題です。
これはその時その人の置かれた状況、また、投資スタイルや、保有している銘柄や業種、そしてその時点でのキャッシュポジションの比率などによって、それぞれに対応は変わってくると思います。
それらを踏まえて、予め暴落時にどう行動をするかを考えておく事が大切です。
周りの人間の、その日の気分で言っているような発言を元に決める事ではないのです。


株式投資にはリスクは伴うものですが
ゼロサムゲームにするかしないかは本人に寄る所が大きいと思います。

投資がしたいのなら、待つ事です。会社を調べ、リストを並べ、購入のチャンスを待ちます。そして銘柄を買った後も企業の成長を待ちます。
そこに楽しみを見い出せるならば、投資を面白いと感じられるのではないかと思います。
また、投資といってもやり方は他にもいくつかあります。それも含めて何を選ぶかは自分で決めれば良いと思います。
ゼロサムか否かは自分次第という事です。