サルでも書ける雑記ブログ(仮)

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プラモのこと全然知らなかったけどプラモ屋の株を買った。壽屋(証券コード7809)

皆さん、こんにちわ!

今日は株で、新しく買った銘柄の話をしていきます。

 

先日、購入してみた銘柄は、壽屋(7809)というフィギュアやプラモデルの製造や販売を行っている会社の株です。

去年の2017年9月にマザーズ市場に新規上場を果たしたばかりの会社であります。

1947年に東京都立川市に開業。始めは節句人形を売っていたのだそうですが、

時代の変化と共にプラモやフィギュアの製造、販売に注力し、成長、拡大をしてきました。

 

しかし、そもそも私は、プラモやフィギュアの業界のことは全く知らないんで、何にも分からない。

でも、海外の伝説の投資家みたいなおじいちゃんも「自分がよく分からないものには投資してはいけないよ」みたいなこと言ってたじゃないですか。

だから「はぁ~、めんどくさいけど調べるか」ってことで、私なりに壽屋とかプラモの事について勉強してみました。

今日はそのことも踏まえて書いていきます。

 

プラモの会社っていうと有名な所で言いますとガンダムを作ってるバンダイですとか、

ミニ四駆を作ってるタミヤなんかがありますね。

ここらへんは一般的にも認知度が高い会社だと思います。

さいころガンダムを作ったくらいしかプラモ経験がない私でも知っている会社たちです。

 

バンダイガンダムタミヤミニ四駆

「じゃあ、壽屋は何が強みなの?」って話なんですけど、

目下、壽屋の大ヒット中のプラモがなんと「美少女プラモ」!!

これがただいま異例のスピードで売れているそうなんです。

けっこうニッチな所を狙ってますよね。

 

最近の壽屋は自社のオリジナルコンテンツの拡大を成長戦略の1つとしています。

普通は、他社からキャラクターを借りて版権料を払ってプラモを作ってるらしいんですけど、そうすると版権料を支払う分、壽屋の取り分が少なくなりますし、

他社のIP(知的財産)ですから、好き勝手に展開できないわけです。

そこで「自分のとこでオリジナルキャラ作って売り出して丸儲けしようぜ!」っていうことで、今、壽屋は自社のIPにも力を入れているんですね。

壽屋が版元となることで、他社の様々な業種にキャラを貸すことによってロイヤリティ収入も期待できます。キャラクタービジネスというやつですね。

 

しかし、もともと、前から壽屋はオリジナルコンテンツは持ってはいたのです。

フレームアームズ」というロボットのプラモです。 

フレームアーキテクトという共通の骨組みに、自分で自由に、腕や脚のパーツだとか、武器や装備のパーツを好きに取り付けて、自分好みにカスタマイズできるというプラモで(楽しそう!)、2009年から発売し、現在まで長くシリーズを続けています。

 

そして、このフレームアームズのスピンオフシリーズとして、

なんとそれらのロボットを美少女化した「フレームアームズ・ガール」というプラモが2015年に発売されるやいなや、即座に大ヒット!

現在まででシリーズ累計110万個の売り上げを記録しているそうです。

武器を装備した美少女プラモ…、門外漢の人から見ると「何だそれは…」という感じだと思うんですが、このジャンルは昔から需要はあったみたいです。

 

違う会社になりますが、ゲーム作ったりジムの運営している「コナミ」が、

以前「武装神姫」という武装した美少女フィギュアを出していて、

ゲーム、アニメ、漫画、小説とメディア展開していたそうなんですが、

これがコナミの意向か何なのかは分からないんですが、数年前に一旦終了。(最近また復活するとのことらしい)

そして武装神姫を失い、そういったジャンルを求めていた人の所に、壽屋の「フレームアームズガール」なる美少女プラモが出てきてヒットしたという経緯らしいです。

 

で、このフレームアームズガールは勢いに乗って昨年2017年にテレビアニメ化されました。

しかも、なんと!壽屋の単独出資による制作です。

なにが「なんと!」なのかという話なんですけど、 

私はアニメも詳しくないので、自分なりにいろいろ調べてみたのですが、

アニメ制作というのは普通、製作委員会方式という形態で製作されることが多いということです。

製作委員会方式っていうのは、いろんな企業やスポンサーがそれぞれお金を少しずつ出資してアニメを作るという方法です。

映画なんかも、この方式で作られているものが多いですよね。

この方式の良い所は、製作費がそれぞれの企業に分散されることによって負担が軽くなるって所ですね。

で、ダメな所は、出資しているそれぞれの会社があれこれ口出ししてくることによって、その作品が自由に展開できなかったり、駄作になる可能性があるという所です。

全部がそうだというわけではないのですが、たまに映画でもありません?

「何でこんなメチャクチャなことになってんだ…」みたいな映画。

で、よく調べてみると、いろんなしがらみで身動き取れなくなっていたという実情があったり。船頭多くして船山に登るということなんでしょうかね。

 

そして今回のフレームアームズガールのテレビアニメは、なんと!壽屋が単独出資で踏み切ったわけです。

自由にコンテンツをコントロールしたり、利益を自分の会社で総取りしたかったと言う理由なんでしょうけど、なかなかリスキーなことをやってますよね(笑)

アニメがこけたらコンテンツ自体の価値に傷がつく可能性だってあったわけです。

 

でも、そこら辺は壽屋もちゃんと考えてありまして、アニメはプラモの販促アニメという立ち位置で作ったそうです。プラモ屋ですからプラモ売らなきゃいかんだろう!ということですね。

思惑通りアニメを見てプラモを購入する層をゲットすることに成功しました。

そして、アニメのDVD・BDを売る時にプラモを付属して販売。玩具屋ならではですね!

その効果もありまして、各巻、1万枚近くの売り上げということで、これは新規のアニメとしてはヒットしたということになるらしいです。

 

アニメを作る時に、いくつか他社から「出資するよ」という声かけもあったらしいのですが、結果的に販促アニメ、そしてコンテンツのコントロールという部分から見れば、壽屋の単独出資は良い選択だったのではないでしょうか。

自分のところで自由にできますからね。

 

これに続けという感じで、別シリーズの美少女プラモ「メガミデバイス」も展開中。

最近、その中の朱羅というキャラがヒットしたということで、順調に売り上げが伸びているようです。

コトブキヤECサイトで、その朱羅の色違いのバージョンの予約分が即日完売という状況となっているようで、調子はなかなか良いのかなという感じです。

 

もう1つ育てているコトブキヤの自社コンテンツが「ヘキサギア」というもので、

これは前者の「アームフレームガールズ」や「メガミデバイス」といった美少女プラモとはまったく毛色が異なり、

「旧文明の崩壊で人類と地球が滅亡の危機だぜヒャッハー」みたいな、どこかの世紀末みたいな設定のシリーズです。シリアスで重たい世界観ですね。

 

…資源が枯渇する中で登場した、地球を汚染する無尽蔵のエネルギー「ヘキサグラム」を巡り、人工知能のSANAT率いる「ヴァリアントフォース」と企業同盟軍の「リバティーアライアンス」が激突!!

みたいなストーリーです。

…何のこっちゃ(笑)

でも、かなり濃厚な設定で面白かったですよ。公式サイトの世界設定に一応、目を通しました。

ヘキサギアシリーズのコンセプトは、「ある程度の世界観を提供するから、その中から好きなものを自由に選んで、好きなように遊んでくださいね」ということだそうです。

こういうの好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。

私も、そのすごい設定とプラモのデザインに見て、「すごいなぁ」となんだかワクワクしました。

 

ヘキサギアの公式サイトでは「作ったプラモを写真にとってアップロードしましょう!」みたいな参加型のイベントを行っていて、販促としても良いイベントだと思います。

「みんなで楽しみましょー!」っていうことですね。

お客さんは創作意欲が刺激されてワクワク、

コトブキヤはいろんなプラモを買ってもらってホクホク、

WinWinの関係みたいな感じ。

 

しかも先にあげた「フレームアームズ」や「フレームアームズガール」、「メガミデバイス」、そして「ヘキサギア」はパーツに互換性がありまして、別シリーズであっても組み合わせて使えるということで、

他のシリーズにハマった人が、また別のシリーズにも手を出すという良い流れがあるらしいです。

それらのシリーズに共通して使用できる武器などのパーツを、MSG(モデリングサポートグッズ)という商品でコトブキヤ自身が開発、販売しています。

よく考えられてますよね。ビックリ。

 

しかし「フレームアームズが〜」「ヘキサギアの設定が〜」と話した所で、読者の皆さんには何のこっちゃわかりませんよね(笑)

ということで続いては、話を株の方に移していきましょう。

 

さて、コトブキヤの直近の株価はこちら。

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見事な右肩下がり(笑)

 

私は購入せずに、ずっとこの下がり続けていく株価を監視してきました。

特に直近の業績には問題もなく、新規上場から1年が経過しようとしているのですが、

いかんせん株価が割高にあったことや、地合いの悪さも相まって、ズルズルと株価は下がっていきました。

出来高も少ないです。

非常に入りずらく避けられやすい銘柄であることは確かです。

 

そもそも、プラモやフィギュアって、どういった業績の成長を見せるか分かりにくい部分がありますよね。

コトブキヤは自社製品だけでなく、日本のアニメ、そして海外のアメコミやスターウォーズなど海外版権のフィギュアも作っているのですが、その年にそういったヒット作品が出るかどうかで業績も左右されていくわけです。

また、外部に生産業務を委託することを「ファブレス」というのですが、

壽屋は主に中国の工場に生産を委託するファブレス型の経営方法を取っているということで、人件費の高騰などのリスクも考えられます。

 

さらにプラモデルを増産する時に「金型」というものが必要となるのですが、この金型を製作するにも大きく費用が掛かります。

今年、コトブキヤは怒涛のように新商品をリリースしていく予定らしいのですが、

この金型の償却費がどう圧し掛かっていくのかという部分も重要なポイントですよね。

 

そして、なんといっても先日発表となった「フレームアームズガール」の映画化ですね。フレームアームズガールの勢いそのままにとうとう映画化するということで(笑)

これが再びコトブキヤの単独出資となるのか、製作委員会方式なのか、そしてこの映画の製作費がどれほど利益を圧迫するものなのか、非常に気になる点です。

 

更に、上場して1年足らずということで、株主や株価に対してコトブキヤはどういうスタンスを取っていく会社なのだろうか?という部分が、

まだ不透明であるという点も、投資家がこの銘柄に参加しにくい理由の1つだと思います。

企業にも色々ありまして、株価対策する企業もあれば、なかには株主をなんとも思わない企業もあります。

コトブキヤは果たしてどちらでしょうか?

ただ、コトブキヤの社長さんは自社の大株主ですので、低下していく株価に良い思いはしていないとは思いますが。

 

また、公式イベント、公式ブログなどの発言を拝見しますと、

「儲けは次の商品の開発に注ぎ込んだ」「この新商品の金型にかかった費用は前の商品の2倍」などという発言が度々出てきて、投資家としてはちょっとドキドキしてしまうようなチャレンジっぷりが見受けられます(笑)

しかし元からコトブキヤ自身が攻めの経営でいくということを明言していますし、

私は「別に会社の好きなようにやったら良いんじゃないの」というスタンスの投資家なので、それは構わないのですが、なかなかドキドキハラハラ面白い銘柄だと言えるでしょう。

 

ということで、「なんか面白そうだね」という理由で(!?)私はこの銘柄を最近買ったわけです(笑)

PER15倍前後まで下がってきた所、だいたい株価が2000円を切り始めた所で買い始めました。

決算までは恐らくはこの株価の前後で推移するだろうという私の予想の通り、現時点での一時的な底値とはなっています。

 

来週、本決算の業績発表となるのですが、注目はもう本決算よりも来期の業績予想がどうなるかという点だと思います。

来季が増収増益となれば、現在の株価は割安圏内に突入いたしますし、

逆に減益となれば、当然、割高となってしまいます。

ですから今の株価がどうかというよりも、来期で利益を出せるかどうかが一番重要なポイントです。

そこで、今の株価が底か否かが決まるわけですね。

もし底だった場合には、私は丸儲けできますし、底でなかった場合には「痛たたた」ということになります(笑)

でも、分散投資の中の1銘柄として買っていますので、たとえ決算後に株価が下がりダメージをくらったとしても許容範囲内で済みます。

 

また他にも、大きなダメージを極力避けるために、

私はここまで株価が下がってくるのをじっと待って、購入したわけです。

私より高値で購入していた保有者たちは皆、現在、大きな含み損を抱えています。

株式投資は、ダメージを最小に抑えるためにもタイミングを待ったり、資金をコントロールするということがとても大切です。

焦っても、あんまり良いことはありません。

 

それと今年、現在保有している他の銘柄の株価や業績が順調、または想定通りであったということも購入に踏み切った動機の1つです。

うまくいってない時は、なかなか強気に買いにいけませんが、含み益が出ている時は

「とりあえず余裕があるので、ここも買おうかな」という気持ちになりますからね。

景気が良くなると財布の紐が緩むような心理と似たようなものです。

今年も、このままこの調子で終われると良いのですが。

 

この会社、けっこう面白い話が多々あるので、またブログで書きたいのですけど、

まあ、来週の決算次第ですね。

面白い会社であっても、来期の業績予想が悪ければ、私は淡々と売りますからね(笑)

そこは非情です(笑)

前述しましたように、いろいろと不安要素もあるので、投資家達にとって非常に入り辛く、先が予測しにくい銘柄です。

ダメだった場合、現在、欲しい銘柄が他にもありますので、コトブキヤの株を売却して、そちらの方にその資金を回していくことになると思います。

私の投資スタイルは利大損小(利益は大きく損は小さく)なので個別の銘柄で多少、株価が落ちたとしてもそこまで気にしません。

ダメならダメで、淡々とまた次のチャンスに向かうだけですから。

 

ただ、このコトブキヤ、ユーザーを喜ばせようという熱意や勢いは、現在ものすごいある会社だと思います。

調べるほど、非常に面白く興味深い会社に感じました。

ECサイトの売り上げ向上など、裏方部分でも隅々で努力の形が見えたりはするんですけどね。

はてさて、どうなることやら。

 

もし決算が良ければ、記念にコトブキヤのプラモ買ってやんよぉ! 

 

ということで今日のブログはここまでとなります!

サヨナラ!お元気で!